
残念ながら、残り20Km地点で無念の時間切れで強制リタイヤとなりました。
強烈なアップダウンと未知なる距離に屈し、結果的に完全なる完敗。
力不足でした。

最高の天候にも恵まれ、能登半島の先端部分の沿岸部の景勝地を走る素晴らしい大会でした。
私のレース自体も前半は順調で、後半50Kmまでは制限時間を1時間ほど上回るペースで、このままでいけば何とか14時間の制限時間でゴールできるかと思っていました。
しかし、フラットで素晴らしい風景の海岸線に出た55Km地点を過ぎたころから足の付け根とふくらはぎが痙攣しかかり、一気にペースダウン。
何度もストレッチし、エアーサロンパスや水を掛け冷やしましたが、思うように回復せずどんどん遅れていきました。
気持ちは前に進むのですが、足が付いてこないのです。
何度も何度も「ねばれ、ねばれ!」「諦めるな。絶対にあきらめるな!!」と自分に言い聞かせて73Km地点のエイドステーションまで到着。
ここでは地元大学生のボランティアによるマッサージがあることが分かっていました。
「最後の望みをそのマッサージにかけよう。奇跡的に足が動くかもしれない」
そして、再起の再スタート。
ダメでした。
左足付け根が痙攣。
全く走れない状態でした。
あと、1時間で85Km地点までいかないと時間内関門不通過で強制アウト。
残り12Kmをこの足で走ることは出来ませんでした。
ならば行ける所まで、歩き通そうと足を引きずりながら1時間半以上アップダウンの一番きついところを進み80Km地点まで到達。
そこで大会関係者から「よく頑張った。お疲れ様でした」の一言で、搬送車両に乗せられ、私のチャレンジは終了しました。

このままでは終われません。
「50歳で100Kmマラソン完走」の目標までまだ9ヶ月以上あります。
不屈の精神で再チャレンジします。
また、ご支援ください。
最後になりましたが、
大会関係者、沿道の応援の皆様、ツアー参加の皆様、
本当に素晴らしい大会でした。
このような大会に参加できたことに感謝いたします。
有難うございました。